yukaosensei

ハノイで日本語を教えながら、ベトナム語を勉強しています。

#06 わたしは〜です。

LÀ の 文

基本の単語を抑えたところで、基本の「〜は〜です。」の文を作ってみましょう。
「〜は」は、ベトナム語で「〜là」です。
英語のbe動詞的な役割ですよっ。

 

例文

Tôi người Nhật.
わたし  日本人です。

 

Tên tôi YUKA. / Tôi tên YUKA.
わたしの名前  ゆかです。

 

Anh ấy  người Việt Nam.
彼  ベトナム人です。

 

Chị ấy người Hàn Quốc.
彼女  韓国人です。

 

Chúng tôi sinh viên.
私たち 学生です。

 

否定文

Tôi không phải là người Nhật.
わたし  日本人 ではありません

 

Tên tôi không phải là YUKA.
わたしの名前  ゆか ではありません

 

Anh ấy không phải là người Việt Nam.
彼  ベトナム人 ではありません

 

Chị ấy không phải là người Hàn Quốc.
彼女  韓国人 ではありません

 

Chúng tôi không phải là sinh viên.
私たち 学生 ではありません

 

 

#05 方角・方向

方角

東:Đông

西:Tây

南:Nam

北:Bắc

 

方向

前:Trước

後:Sau

上:Trên

下:Dưới

右:Bên phải

左:Bên trái

隣:Bên cạnh

近く:Gần

 

めもめも

ベトナムは、ハノイ=北部(Miền Bắc)・ホーチミン(Miền Nam)と呼ばれることもあります。ちなみに、南部から北部へ行くことを Ra Bắc、北部から南部へ行くことを Vào Nam とも言うそうです。Ra・Vào = 出る・入る という意味があります。日本も東京へ行くことを「上京する」って言いますよね。新幹線も上り・下りって言いますよね?そんな感じです。

あと、Rẽ phải 右へ曲がる・Rẽ trái 左へ曲がる・Đi thẳng まっすぐ進む、これも覚えておくとTAXI 乗った時に便利ですよ。

#04 日・週・月・年

基本的な時間軸の言い方です。ある程度規則性があって、今を基準として「まえ」「うしろ」「まえのまえ」みたいな言い方やから簡単かと思いきや、わりと不規則になるので、これはいっぱい使って慣れるしかないかな。

 

今日:Hôm nay

昨日:Hôm qua

一昨日:Hôm kia

明日:Ngày mai

明後日:Ngày kia

毎日:Hàng ngày

 

今週:Tuần nay

先週:Tuần trước

先々週:Tuần trước nữa

来週:Tuần sau

再来週:Tuần sau nữa

毎週:Hàng tuần

 

今月:Tháng này

先月:Tháng trước

先々月:Tháng trước nữa

来月:Tháng sau

再来月:Tháng sau nữa

毎月:Hàng tháng

 

今年:Năm nay

去年:Năm ngoái

一昨年:Năm kia

来年:Năm sau

再来年:Năm sau nữa

毎年:Hàng Năm

 

その他

今朝:Sáng nay

今夜:Tối nay

今週末:Cuối tuần này

先週末:Cuối tuần trước

 

めもめも

日= Ngày、週= Tuần、月=Tháng、年=Năm、まずこれを覚えてください。

Nay =これ という意味なので、今日・今週・今月・今年・今朝とかにひっつきます。Kia = あれ という意味なので、2日前・2日後、今から見て遠いもの、次の次みたいな感じのときにひっつきます。
Trước = まえ、Sau = あと、という意味があるので、今を基準に1日前・1日後、1単位前・1単位後を表す時にひっつきます。
Nữa = もっと みたいな意味があるので、もう1日前・もう1日後、もう1単位前・もう1単位後、という感じで使われます。

ちなみに、Hôm qua の qua は 橋を渡る・日本へ渡る、の「渡る」という意味があります。今日から明日に「渡る」っていう言葉の感覚、おしゃれじゃないですか?個人的に結構好きな単語です。

 

#03 とりあえず曜日

日本語みたいに難しくないよ。
#2 とりあえず数字 で数字を勉強しましたね?
ベトナム語の曜日は、月曜日から2、3、4、・・・と進むだけ。
Thứ + 数字 で曜日が表せてしまいます。
日曜日だけなんか変やし、なんで月曜日が1ちゃうねんっていう疑問を除けば余裕です。

 

曜日

月曜日:Thứ Hai

火曜日:Thứ Ba

水曜日:Thứ Tư

木曜日:Thứ Năm

金曜日:Thứ Sáu

土曜日:Thứ Bảy

日曜日:Chủ Nhật

 

めもめも

水曜日は4やから、Thứ Bốn ちゃうん?って思いますよね??
日本語にも4(よん・し)2つ読み方があるように、ベトナム語にも4(Bốn・Tư)2つ読み方があるんです。最初「はぁ?!」って思っちゃったけど、日本語の方が9(きゅう・く)とか、ひとつ・ふたつ・みっつ・・・とか、いろいろうっとうしい読み方あるなーと思って冷静になりました。これぐらい覚えましょうね。

#02 とりあえず数字

ベトナムで生活するってなったら、まずお金!ね!数字!ね!
注意!って書いたところは、ちょっと不規則に変化するところ。
でも微妙な発音の違いやから、間違えても実際ふんいきでいけちゃうよ。
検定受ける人は、スペルミスに気をつけてっ。

 

まずは1〜10

  0:Không

  1:Một

  2:Hai

  3:Ba

  4:Bốn

  5:Năm

  6:Sáu

  7:Bảy

  8:Tám

  9:Chín

10:Mười

 

2ケタの数字

11:Mười một

12:Mười hai

13:Mười ba

14:Mười bốn

15:Mười lăm    ←注意!

16:Mười sáu

17:Mười bảy

18:Mười tán

19:Mười chín

20:Hai mươi     ←注意!

21:Hai mươi mốt   ←注意!

25:Hai mươi lăm

30:Ba mươi

 

もっと大きい数字

   100:Một trăm

 1000:Một nghìn / Một ngàn

100000:Một trăm nghìn / Một trăm ngàn

 

めもめも

慣れるまでは大変やけど、とりあえず0〜10を覚えてしまえば組み合わせるだけやからめっちゃ簡単。12 は Mười hai で 20 は Hai mươi、前から言えばいいだけ◎ 日本の100円がベトナムの 20,000VND やから、みなさん桁の多さにいちいちビビり倒すことになるでしょう。ゼロ2つ = Trăm、ゼロ3つ = Nghìn これも結構つかう。ベトナムでは10,000のことを、1万って言わずに10千って言うから、Mươi nghìn は 10,000のことになります。ローカルの店では、バインミーとかお粥とか、だいたい10,000VND(50円)ぐらいやから、この数字は覚えておくと便利!そんな私は未だに聞き取れず大きめのお金を渡し、ただただお釣りを待つという生活をしています。

#01 わたし&あなた

人称代名詞

個人的に、ベトナム語というかベトナム人らしさを一番感じられるのは「人称代名詞」だと思うんですよね。ベトナム語は相手との年齢的な上下関係によって、わたし・あなたの言い方が変わります。日本語も上下関係を割と気にする言語ですが、ベトナム語は上下って言っても、どっちが偉いとかの上下じゃなくて、年齢的な上下です。ベトナム語の敬語は日本語ほどあるわけじゃないし、そもそも敬語っていうかちょっと丁寧になるよ!ぐらいの言葉しかないけど、会話の中で常に「私とあなたの関係」が意識されています。年下を気にかけて、年上を敬うというベトナム人の素敵な特徴が出ています。ええやんっ。

 

よく使う人称代名詞

Tôi:わたし

一番普通のわたし。「わたくし」みたいな堅苦しい感じらしくて、実際会話で使っている人はほとんど見たことない。正式な場とか文章では使う感じやと思う。相手と自分の関係が入ってへんから、ちょっと冷たいっていうか他人行儀な感じで聞こえるらしい。

 

Anh:わたし / おにいさん

① 自分(男性)が年上で、相手が年下のとき = わたし
② 自分が年下で、話し相手が年上(男性)のとき = おにいさん

場面によって「わたし」「あなた」になるというややこしさ。
自分が男で、話し相手が年下やったら自分のこと「おにいちゃんな〜」って言うやん?あんな感じ。逆に、年上の男の人に話しかける時「おにいちゃん!」って呼ぶやん?どっちもいけてまうやつ。

 

Chị:わたし / おねえさん

① 自分(女性)が年上で、相手が年下のとき = わたし
② 自分が年下で、話し相手が年上(女性)のとき = おねえさん

これも Anh と同じロジック。「おねえちゃんな〜」って言うのと「おねえちゃん!」って呼ぶ感じ。

 

Em:わたし / あなた

① 話し相手が年上(男性でも女性でも)= わたし
② 話し相手が年下(男性でも女性でも)=あなた

おにいさん(Anh)・おねえさん(Chị)は男女の区別があるんやけど、年下は全部 Em って言います。男でも Em 、女でも Em、これは助かるわ◎

 

その他の人称代名詞

Chú:わたし / おじさん

Cô:わたし / おばさん

Ông:わたし / おじいさん

Bà:わたし / おばあさん

Chúng tôi:わたしたち(相手を含まない)

Chúng ta:わたしたち(相手を含む)

 

めもめも

 だいたい Anh・Chị・Em あれば困らへんけど、年齢 & 性別によってもうちょっと細かく分かれてるから、余裕があれば覚えてみてください。日本語でも「おにいちゃん or おっちゃん」「おねえちゃん or おばちゃん」のボーダーラインって曖昧やんか。ベトナムでも「どっちや・・・」ってよくなるんやけど、不安な時は Anh・Chị が無難かなと。

私の出身・関西では、明らかにおっさんやんって人でも「おにいさん」ってよんだり、女性に至ってはおばあちゃんでもいけそうな人を「おねえさん」ってわざと呼んだりすんねん。私の母の妹たち(私の叔母ですね)は、60歳近い私の父のことを今だに「おにいちゃん」って呼んでます。そんな感じで、ベトナム語も「自分と相手の関係」やから、歳をとってもずっと Anh(おにいちゃん)、Chị(おねえちゃん)って呼ばれるパターンあるし、逆に相手が年上であれば100歳になっても Em って呼ばれます。ちなみに、恋愛関係の男女は女性が年上でも人称は Em になるらしい。相手の男性が年下でも、女性は自分のこと Em って言った方が大人しい感じで可愛いよって教えられた。ほんまか知らんけど。